開運とは

「運び」と「巡り」

開運するために大切なのは「運び」と「巡り」です。「運び」とは場所や人や物が持っている、周囲に対して及ぼす影響力を意味しています。たとえば、東京なら明治神宮周辺に住むことは、私たちを良い生活や良い仕事へ向けて後押ししてくれます。

一方、「巡り」は自分を取り巻く環境の相互作用です。いくら明治神宮周辺が素晴らしい土地だからといって、そのために働き過ぎになり、食生活や人間関係が乱れてしまっては、開運は遠ざかってしまいます。

このように単に良いものを選ぶという「運び」だけでなく、住居、生活、仕事、人間関係といった全体を調和させる「巡り」を意識することが、開運には欠かせません。

開運の基本は「人間関係」

開運の基本は人間関係です。私たちは様々な意味で「自分」という言葉を使いますが、特に悩みの種になるのは、「他人との関係における自分」です。

親として子供にどう接するか。夫として妻にどう接するか。妻として夫にどう接するか。お店としてお客にどう接するか。社長として社員にどう接するか。あるいは誰とつきあい、誰と別れるのか。

人間は「記憶」という形で多くの時間と空間を巻き込んだ、最もエネルギーが大きいものの一つなので、人間関係の取捨選択が人生に大きな影響を及ぼします。