成功というのは、自分にエネルギーを集めるということです。
しかし、ただ単にエネルギーを集めて、成功すればいいというわけではなく、エネルギーの集め方によって、成功した後に没落するか繁栄するかが決まります。
没落するエネルギーの集め方の場合、自分と同等の存在である他人から、水平次元的に集めます。
「あの人はうまくいってるかもしれないがやり方が強引だ」と思われる人は、周りの人間の注意を引いたり、自分の都合に相手を丸め込んだりして、自己中心的にお金や労働力というエネルギーを集中させます。
こうした成功は、自分以外に対する敬意がなく、少しずつ他者のエネルギーを自分に繋ぎ止められなくなり、いずれ没落します。
一方、繁栄するエネルギーの集め方の場合、自分以上の存在である神仏や自然から、垂直次元的に集めます。
「あの人はうまくいっているが、押しつけがなく、一緒にいると心地よい」と思われる人は、神仏や自然から受け取ったエネルギーを、周りの人間に分け与えるので、自分が大きな循環の一部になっています。
こうした成功は、自分以外に対する敬意があり、自然体でエネルギーを循環させられるので、ますます繁栄します。
表面的に見える部分に注目して「成功」だと思っても、内面と顛末は大きく異なる場合があるので注意が必要です。