願望実現の実践は、とても単純です。
毎日30分、自分の願望をイメージし続ける。
基本はそれだけです。
誰かに会う必要も、どこかに行く必要も、道具を揃える必要もありません。
しかし、実際に取り組んでみると、大半の人が難しく感じます。
難しく感じるのは、主に「気が散ってしまう」という点についてです。
イメージングの最中なのに、明日の予定や、仕事のことや、支払いのことが頭に浮かんでしまい、イメージングに集中できない。
その結果、「こんな調子で本当に願望なんて実現するのだろうか」と不安になる。
よくある流れですが、この心理は一つの誤解が起点になっています。
それは、「自分の願望を叶えるためにやっているのだから、最初からイメージングに集中できて当たり前」という誤解です。
実際には、30分間のイメージングに対して、最初から集中できる人はいません。
これはスポーツやビジネスで考えれば、当たり前のことです。
たとえば、ゴルフの初心者が「なかなかまっすぐ飛ばせなくて」と悩んでいたら、熟練者は「最初はそんなものだよ」とアドバイスするのが普通です。
それと同じように願望実現でも、「イメージングに集中できない」という初心者の悩みに対しては、「最初は集中できなくて当たり前」というのが答えになります。
とはいえ、願望実現に取り組むにあたり、何かしらの目安を求めたくなるのが人情です。
なので、願望実現を始めたばかりの人は、「とにかくイメージングの時間を確保して、30分間、椅子に座り続けられたら合格」と考えましょう。
途中で立ち上がってウロウロしたり、座りながらスマホを見たりしなければ合格。
これくらいハードルを下げた方が、自分にプレッシャーをかけるよりも上手くいきます。
そもそも願望実現は、「本当にこんなことで叶うのだろうか」という半信半疑の状態から始まるものです。
しかし、その半信半疑の状態でも、とにかく続けていれば、だんだんその気になってきます。
半信半疑が六信四疑になり、七信三疑になり、八信二疑になってきます。
そうして、その気になるにつれて、イメージングに集中できる時間が自然と増えてきます。
この過程に、それ以上の仕組みはありません。
自分のやり方が間違っているのではないかとか、もっと自分に合ったやり方があるのではないかといったことを考えると、研究や勉強の時間が増えるばかりで、実践の時間は少しも増えず、願望実現から遠ざかるので注意しましょう。
「こんな調子じゃ自分の願望は叶わないんじゃないか」と不安になるのではなく、「こんな調子でも続けていれば、だんだん上手くできるようになるだろう」と考える。
それが願望実現のコツです。
最初から完璧を目指すのではなく、とにかく続けることがコツなのは、他の習い事と変わりません。