人間関係のトラブルは「目をつぶること」で避けられる

口は災いの元と言いますが、人間関係のトラブルは会話よりも前の段階から始まります。家庭や職場で誰かの発言や行動を目にしたときに、「あれは良くない」と自分の中に否定的な思考や感情が生まれると、それは表情や仕草に現れ、否定的な雰囲気となって伝わります。

自分が相手に対して否定的な雰囲気を出していたら、どんな鈍感な人間でもそれに気づきます。そうした関係になってしまった自分と相手が些細な出来事をきっかけにして、「お前、俺に何か文句あるのか?」と口論や喧嘩になったとしても、それは何もおかしなことではありません。つまり、口論や喧嘩は、自分の内面とそれが反映された雰囲気が招き寄せているということです。

そのため、人間関係のトラブルを避けたいならば、口を出す出さない以前に、目をつぶることが大切です。そもそも見ることがなければ、思うこともありません。こうした姿勢や態度について参考になるのは、お地蔵さんの「半眼」という目を半分閉じて薄目を開けた状態です。手のひらサイズで構わないので、半眼で微笑むお地蔵さんの置き物を買って自室や職場の机に置いておけば、自分を整えるきっかけになってくれます。